生徒募集

東京伝習館入館案内

体験クラス

シミ抜き機を始めて操作する人、シミ抜きや色修正を実際に体験したい人のコースです。このコースには自社の事故品の処理場所と勘違いしている生徒も見受けられます。事故品を満足に処理するには師聖クラスの技術力を要します。このコースの上手な使い方は基礎的な初級技術を学びながら、シミ抜きの楽しさと感動を味わい、日常のクリーニング業に生かしてもらう事に有ります。一人でも多くの参加を希望します。)

事故品の処理は当日不入流の師聖、匠聖が半額にて承ります。
水曜日の午前10時~午後4時まで。

大震災の被災者は今年中は無料にて体験クラスに入館出来ます。
避難されている人の中でこの機会に学ぼうと希望される人は何時でも受け入れます。

▲トップへ戻る

初級クラス修行年月:1~3年

初心者対象で基礎的な事を学びます。小水の変色や色焼けしたものの色修正、酸素系漂白剤を使用し、地色を壊さない変色処理などをゆっくりと丁寧に指導致します。

注意点(上達の早道)

  1. 事故品や難度の高い物に手を出さない事
  2. 基礎理論や基本動作をしっかり身に付ける事
  3. シミ抜きと汚れ落としの違いを認識する事
  4. シミ抜きとは化学反応を利用した作業であるという認識を持つ事
  5. シミ部分を凝視、僅かな反応の変化も見逃さない集中力を培う事

以上の事を念頭に置き1年修行すればある程度の作業が出来るレベルになり、2年修行で80%が師範試験に合格するレベルに達します。合格後看板を受けた有資格者は中級クラスに進級できます。不合格者はその後1年間祖主開催の総合クラスで修行し再試験を。再試験不合格の場合や試験回避者は翌年は処理コースに移るか、退校となります。

修行順序

  1. シミ抜き基礎理論学習
  2. 汚れとシミの油水同時処理訓練
  3. 漂白の理論学習と処理訓練
  4. 色素の除去訓練
  5. 色修正の理論と訓練
  6. 実践訓練(上達の早道の注意点を念頭に)

使用シミ抜き剤

酸素系漂白剤
KSPC
富士
酸化剤
浸透性処理剤
万金丹
レッドスペシャル
オイルショック
中和剤
安全中和剤(サビ取り兼用)
溶剤
クリーンスペシャル
モノクロールベンゼン
アンモニア水
その他
石鹸
高アル系洗剤
酵素(プロテアーゼ)

▲トップへ戻る

中級クラス修行年月:3~4年

初級クラスで学んだ基礎を、スピードシミ抜きに転換していきます。

処理技術 初級 中級
黄褐変色処理 高温漂白(100℃) 中温漂白(45℃~55℃)
酸素系漂白 シミ抜き用ジェル
色修正 筆、刷毛、ピースガン 筆、ピースガン
ピースガン技術 平吹き 霞吹、粗目吹、点吹
(修正失敗したら) 抜きなおして再度修正 余色を抜き合わせする
通常シミ抜き 刷毛、ブラシ、ガン、超音波 塗布と油水同時処理
移染処理 石鹸、アンモニア水 亜染色離脱剤X
洗浄剤及び助剤 洗剤Z25、均染剤、仕上剤 隠消剤ZZ、消臭殺菌剤ZZZ、水洗用ジェル

黄変色の処理から褐変色までの処理へ。
高温漂白から45~55℃の中温漂白処理へと変化。色修正は筆、刷毛からピースガンへと変化し、テクニックは平吹きから霞吹き、粗目吹き、点吹きへとよりスピードの出る方法へと変化します。色修正を失敗したら抜き直して再処理していたものを修正部分から余分な色を抜き取って修正する抜き合わせ技術などを学びます。
付着色素から移染、逆汚染、顔料の溶解、分解処理へと深くなっていきます。色修正は筆とピースガンのベタ吹きからピースガンの霞吹き、粗目吹き、点吹きへと進み、抜き合わせ技術なども学びます。通常処理は浸透性のシミの二刀流処理に始まりスピード化していくのがこのクラスの目的です。総合クラスの水洗技術やスチーム洗浄技術の基礎も学習する。
このクラスは[指導者レベル]の技術者の養成を目的とします。4年以内に師聖にならなければ処理コースに変更するか。退館となります。

使用シミ抜き剤(新たに使用するもの)

酸素系漂白剤
重炭酸ソーダ
低温指向性漂白剤
シミ抜き用ジェル(一般用)
還元系漂白剤
ハイドロサルファイト
浸透性シミ抜き
亜染色離脱剤X
シミ抜き用ジェル(一般用)
試薬
ジメチルホルムアミド
イソ酢酸アミール
酢酸
蟻酸
溶剤
エタノール
その他
酵素(カタラーゼ又はオキシターゼ)
中和剤
クエン酸
洗浄助剤
消臭殺菌剤ZZZ
隠消剤ZZ
水洗用ジェル

▲トップへ戻る

処理クラス

難物や事故品の処理を目的とします。このクラスに在籍しても技術的な上達は殆ど望めません。それは事故品や難物の処理が高度なテクニックを要し、側で見ていても殆ど判らないのが現実です。日常如何しても処理を優先したい場合は処理クラスに在籍して下さい。時間内の処理でしたら規定授業料で済みますから割安です。

使用シミ抜き剤

酸素系漂白剤
ニューZ
中性低温漂白剤
富士
KSPC
S・カット
過炭酸ソーダ
重炭酸ソーダ
塩素酸ソーダ
亜塩素酸ソーダ
過ホウ酸ソーダ
過マンガン酸カリウム
霧隠シミ消失剤XZ
過ホウ酸ソーダ
シミ抜き用ジェル
還元系漂白剤
ハイドロサルファイト
デグロリン
浸透性シミ抜き
万金丹
オイルショック
レッドスペシャル
亜染色離脱剤X
試薬
ジメチルホルムアミド
イソ酢酸アミール
酢酸
蟻酸
四塩化炭素
ジオクチルフタレート
キシレン
酸性亜硫酸ソーダ
溶剤
クリーンスペシャル
モノクロールベンゼン
ジクロールベンゼン
石油系
エタノール
その他
石鹸
高級アル系洗剤
酵素(プロテアーゼ、アミラーゼ、カタラーゼ)
アンテフレック
霧隠消臭ZZZ
中和剤
クエン酸
安全中和剤(サビ取り兼用)
洗浄助剤
均染剤
ニューまりん
水洗用ジェル
霧隠洗剤Z
隠消剤ZZ

▲トップへ戻る

研修会(管理者養成)師聖、匠聖を対象

このクラスは高度な技術を徹底的に追求するだけでなく工場におけるコストの低減を研究する。例えばパンツのラインを消さないウェット洗浄、処理時間1/3~1/2のスチーム洗浄、ダウンジャンバーなどが驚く程奇麗に洗える新シャフト洗浄、手間が要らずに洗浄時間が半減できるバケット洗浄、シミ抜きと洗いが同時に出来るシミ抜き洗浄、移染や全体的な変色のあるものを漂白しながらウェット洗浄が可能な漂白洗浄、白物の薄い黄ばみが隠れる霧隠洗浄など主に水洗機によるシミ抜き洗浄処理技術と低温シミ抜きの徹底したスピード処理を学習します。

▲トップへ戻る

着物クラス修行期間:5~10年間 初心者でも入館出来ます。

修行はおよそ次の順序で実施講習されます。

1 前準備

  1. 着物の種類を覚える。
  2. 紐の結び方を練習する。
  3. 着物の畳み方を練習する。

2 ドライ洗浄

  1. 洗浄理論
  2. 機械の操作方法
  3. 前処理での汚れの除去の方法
  4. 前処理でのシミ抜きの方法
  5. 洗浄ネットの使用方法

3 乾燥

  1. 自然立体乾燥
  2. タンブラー乾燥
  3. 併用乾燥
  4. 冷却乾燥

4 仕上

  1. 平仕上
  2. 張り仕上
  3. 袋直し
  4. 丈縮み直し
  5. 巾出し
  6. 絞り目立て

5 シミ抜き

  1. 泥はね
  2. カビ
  3. 移染
  4. インク
  5. 血液
  6. 酒類
  7. 食べこぼし
  8. 体液(蛋白質)
  9. 黄変色ジミ
  10. 褐変色ジミ
  11. 脇の汗の変色
  12. 衿の焼け汚れ変色

6. スレの修正

  1. シリコーン修正
  2. 流動パラフィン修正
  3. 椿油修正
  4. CMC修正
  5. 顔料修正
  6. 混合修正

7 色修正

  1. 筆の使い方
  2. 簡単な刷毛の使い方
  3. ピースガンの使用技術
  4. 柄脇の色修正
  5. 変色抜きの色修正
  6. 衿の焼け修正
  7. 脇汗変色の色修正
  8. 全体の色焼修正
  9. 煮染め黒の色修正
  10. 留袖黒の色修正
  11. 留袖の色焼修正

8 水洗い

  1. 長襦袢の水洗い
  2. 単衣の水洗い
  3. 紬袷の水洗い
  4. 小紋袷の水洗い

9 柄修正

  1. 柄の法則
  2. 型切りの技術
  3. 擦込の技術
  4. 糊附の技術
  5. 金銀の修正
  6. 柄ぼかしの技術

10 火事物の処理

火事の商品はシミ抜き、ドライ、水洗い、脱臭処理、色修正、柄修正などシミ抜き技術全般を駆使して処理します。そのため火事の処理をさせると個人の持つ技術力がはっきりと判ります。この処理こそが全ての技術の集大成です。

▲トップへ戻る

阿部クラス(初級、中級混合) 講師:阿部正人 匠聖

初心者は基礎的な事を学びます。小水の変色や色焼けしたものの色修正、酸素系漂白剤を使用し、地色を壊さない変色処理などをゆっくりと丁寧に指導致します。

修行順序

  1. シミ抜き基礎理論学習
  2. 汚れとシミの油水同時処理訓練
  3. 漂白の理論学習と処理訓練
  4. 色素の除去訓練
  5. 色修正の理論と訓練等
  6. 徹底した実践訓練

1年修行である程度の作業が出来るレベルになり、2年修行で80%が師範試験に合格するレベルに達します。師範合格者は中級クラスに進級。現在師範の人は当然、中級クラスに在籍して下さい。
初級クラスで学んだ基礎を、スピードシミ抜きに転換していきます。黄変処理から褐変色処理へ、高温漂白から中温漂白処理へ、付着色素から移染、逆汚染、顔料の溶解、分解処理へ進む。色修正は筆とピースガンのベタ吹きから霞吹き、粗目吹き、点吹き、抜き合わせ技術などを学びます。通常処理は浸透性のシミの二刀流処理に始まりスピード化していくのがこのクラスの目的です。使用シミ抜き剤は初級、中級使用の薬品。

▲トップへ戻る

多賀クラス

多賀電気(株)のシミ抜き機を使用している人で技術的に不十分な人や将来多賀電気(株)のシミ抜き機を購入予定の人には低価格で初級学習が出来るよい機会です。

講習順序

  1. シミ抜き、漂白、色修正の基礎理論学習
  2. 汚れとシミの油水同時処理訓練
  3. 色素の除去訓練
  4. 色修正の訓練
  5. 実践訓練(初級上達の早道の注意点を念頭に)

使用シミ抜き剤

酸素系漂白剤
過酸化水素水
ホワイトン
ホワイトンN
シミ抜き用ジェル
還元漂白剤
ハイドロサルファイト
浸透性処理剤
オイルレッド
スティンブルー
イエロータン
亜染色離脱剤X
オイルレッドスペシャル
プロクリンX
中和剤
安全中和剤(サビ取り兼用)
溶剤
タガクリーン
その他
酵素P-5000

▲トップへ戻る

諸注意

夜間クラスは月3回受講出来ます。都合が悪く受講出来なかった場合は他の日に空きが有れば受講できますので必ず確認後に出席下さい。確認無き者は受講出来ません。また月を越えての持ち越しは出来ませんので御注意下さい。

シミ抜き品は生徒自身が学びながら処理します。初級段階では事故品等の特殊な技術を必要とする品物を持参しても勉強になりません。最初は白地の変色やシミが2,3ヶ所付着した衣類がよい。色修正の練習としては小水の変色等がよい。

当日持ち込む点数は一人2,3点が限度です。それ以上持ち込みましても学習になりません。
作業場感覚で来館されますと1年経っても殆ど上達は望めませんので注意をして下さい。

生徒が処理出来ない事故品や難シミ品などは当日講師が半額にて処理致しますので申し出て下さい。

▲トップへ戻る

各コース日程表

クラス 7月 8月 9月 10月 11月 12月
初級クラス(火) 5.12.19 2.9.23 6.13.20 4.11.18 8.15.22 6.13.20
初級クラス(水) 6.13.20 3.10.24 7.14.21 5.12.19 9.16.23 7.14.21
中級クラス(木) 7.14.21 4.11.25 8.15.22 6.13.20 10.17.24 8.15.22
体験コース(水) 13 10 14 12 16 14
着物クラス(日) 3 7 4 9 6 4
阿部クラス(日) 17 21 18 16 13 11
多賀コース(日) 24 28 25 23 20 18
研究会(土) 2 6 3 8 5 3

▲トップへ戻る

募集人員と費用

平日コース (初級、中級コース 18:00~20:00)(体験コース 10:00~16:00)
土日コース (土、研究会コース 10:00~17:00)(日、着物コース 9:00~16:00)

クラス 募集 期間 授業料(年) 材料費 入館金 開催数
初級クラス(火) 10名 1年 16万 2万 2万 36回
初級クラス(水) 10名 1年 16万 2万 2万 36回
中級クラス(木) 10名 1年 16万 2万 2万 36回
体験コース(水) 15名 1年 5万 1万 1万 10回
着物クラス(日) 10名 5年 20万 3万 10万 10回
阿部クラス(日) 12名 3年 12万 3万 2万 10回
多賀コース(日) 12名 1年 5万 1万 1万 10回
研究会(土) 15名 1年 10万 10回

▲トップへ戻る